力。

昨年購入したムスカリの球根、昨年末に土に植え込む予定でいました。
しかし昨年12月は、個展やら愛猫の急死などがあり、
家にあるたくさんの植木達は、今年に入るまで放置状態でした。
年も明け、1月下旬に植え込まずに球根むき出し状態のムスカリは、
なんと、自分の球根内の栄養で発芽をしていたのです。
確か、パンパンに膨らんだ球根でしたが、自力で発芽したことと、
寒さの中、裸状態であったことで、相当の自分の力を使ったのでしょう、
球根が小さくなり、シワシワになっていました。
土にも水にも生けられずにいても尚、
発芽をするムスカリの凄まじいパワーを垣間見て、
申し訳ない気持ちと、その生命力に驚き、
慌てて余っていた植木鉢に培養土と共に、植え込みました。
もう、球根自体のパワーは使い果たしているであろう、このムスカリは
枯れてしまうかもしれないと思いつつも、見守り、水をあげ続けました。
すると、根元にツクシのような小さな蕾の塊が顔を出し、
ついに、か弱いながらも花を咲かせてくれました。
植物の生命力には、時折驚かされ、元気を頂きます。
あの過酷な冬の寒さの中に放置されても死ぬことなく、
こうして花を咲かせている姿を見るにつけ、
人間である自分自身の弱さと情けなさを反省させられる思いです。

 

 

そして、どうにか今年も花を咲かせてくれた『セルリア』。
これも、美しく、とても嬉しい開花です。
育てるのが難しい植物であるだけに、喜びも一入。
これまた、放置状態でしたが…
 
すっかり春になりました。

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