新作を詰めた本焼が完了しました。
新作のお皿3点、小物2点は特に問題なく焼けましたが、
少し大振りのリム皿が…亀裂が入り焼き上がりました。
こういう亀裂は、多分制作中に無理な力がかかったからのものと思われます。
型が悪いわけではなさそうなので、もう少し枚数を作って焼いてみたいところ。
今回の本焼では2点このお皿を入れる予定でしたが、
1点は、これまでとは違う試みをしてみたくて、
素焼きの時点で色々と弄っていたら、これまた亀裂が入ってしまい、
本焼の窯にも入れられず…
この弄りについては、とても意味があって、
新たな発見が出来たので、無駄にはならなかった失敗かと。
写真の1枚が亀裂が入らずに焼けたら…
良い感じだったのにな〜と残念な気持ちではありますが、
多分、数枚作ればいくつかは成功するという希望もあるので
作り続けてみたいと思います。
そして、もう一つの『断線』についてですが…
昨日、2回目の本焼をするべく、窯詰めをして焼成を始めました。
今朝、もう数分で還元を始める頃だな…と思い、
その数分後、窯の様子を見に窯場に行ったら、
窯の温度が下がってる!!!! はぁ??
コンピューターの表示を見ると、どうも通電しなくなっている様子。
虚しく、現在の下がった窯内の温度だけが表示されておりました。
多分、発熱線の断線。
前回の還元焼成で、少し還元が強かったかな?と思っていたので、
多分、それで断線しかかっていて、そして今回焼き始めてキレた…。
明日、窯が冷めてから、中身を全部出して、
窯を点検しないとハッキリとは断言できませんが。
淡々と冷静に今回の断線のアクシデントを受け入れておりますが、
修理で大きな出費がこの時期に伸し掛かる現実…(涙)