セルリアの蕾が確認できたのは、初春の頃。
それからじわりじわりと花弁を広げ始めていたのは3月中旬頃、
5輪ほど今年は花を咲かせてくれたセルリアは、
そろそろ終盤に差し掛かり、花の中心部がふんわりと綿のようになって来たので、
今朝、剪定をして部屋に飾っています。
セルリアは育てるのが難しいそうで、
下手に肥料などをあげると、枯れてしまったりするそうなのです。
何もわからない私は、今の植木鉢にずっと植えっぱなし。
お水だけあげているだけで、毎年枯れないかな?と気に掛けてしまうのですが、
毎年、数は少なくても初春に蕾をつけてくれて、ホッとします。
肥料は、人間からすれば植物に栄養を与える、
『愛情を与える』ということになるのでしょうが、
本人(セルリア)が望まない肥料(愛)は、実は毒にしかならないのだなと。
これが人間同士の話となれば、
愛を与えた方は、相手が自分の期待通りにならないことに不満をぶつけたりなどで
不和に繋がるのでしょうが、
植物は無言でひっそりと死んでしまう…。
「自分でしっかり生きれるから大丈夫。お水だけお願いね。」と、
余分な愛は望まず、何も望まず自力で生きるんだから!と
そんなメッセージを常に発してくれているようです。
まさに『自分軸』で生きている植物なのかもしれません。
まるで私にとっては『人生の先生』のようなセルリア様。
1日でも長く、一緒に生きて貰えたら嬉しいなと心から思います。