再び向き合う。

私にとってとても大事な『ランプを作る』という仕事。
テーブルランプに関しては、4年ほど前にコードレスランプに切り替え、
コードがないことで、たくさんのお客様に喜んで頂けた事は、
大きな進歩であったと思います。
今、電源として採用しているのは、『LEDティーライト』ですが、
これもさまざまなティーライトを何種類も取り寄せ、
検討に検討を重ね、最善のものを選び、
それでも解決できないところは自分で工夫することで解決させ
『コードレスランプ』としてご紹介できる所までようやく到達出来ました。
2〜3年もの時間を費やし、『コードレスランプ』として適当な
電源を見つけられたことは、とてもとても嬉しかったですし、
長くて大変だったな〜と感慨深いものがあります。
しかし、最善として選んだ『LEDティーライト』は、
ボタン電池をバッテリーとして灯るのですが、
どうしても寿命が短いことや、ティーライトに組み込まれたLEDチップも
個体差が激しく、灯した時の個々の色や明るさの強さが違ったりなどの
不安定さが否めず、
しかしそれは、今の時点で製造されている『LEDティーライト』という既製品の
限界のように感じています。
コードレスランプの電源としてはとても安価なものなので、
「こういうものだよ、仕方がないよ」と言われているような今です。

その不安定さやバッテリー寿命の問題を、もう少し改善させたい!
もう少し安定した明るさと強さが維持されるもの…
それがコードレスランプを作り始めてから始まった、
追い求めるものであり、悩みでもあり、試練でもあると思います。

12月初めに個展を終えて、久々に数日間ゆっくりと過ごすことが出来ました。
しかし、その間に、やはりこの問題を逃げてはいけない…と
思わされる出来事があり、また新たにコードレスランプの電源を探し始めています。
今の時点で、いろいろな素材を取り寄せて、検討していますが、
なかなか難しい…
コスト的なこと、電池とLED電球やチップとの回路や、
やはり、スイッチ的な灯しやすさも欲しい…とか
ランプの台座にどのようにそれらを収め、電池交換もしやすく
今より全てが改善されたものになるか…
今より改善された電源が見付かれば(作れれば)
作品自体の自由度も今より広がるはずだし、
そうなれば、もっと進歩したものが出来るはず!

来年中には、その新たな電源問題を解決し、
それを用いたランプを作り、
久々に『ランプ展』を開催したいなーと…。
まぁ、今のティーライトを見つけるのも何年もかかっていますので、
そう簡単には出来ないでしょうが…

今日は、クリスマス・イブですが、
私は電源の問題で頭が一杯…。(^^;
メリークリスマス♪