先程、今年の初窯の窯出しをしました。
新作のHome lampとペンダントランプ2種の試作を焼きましたが、
2種のペンダントランプは失敗。
写真は、唯一成功してくれた新しいカタチのHome lampです。
少し、複雑なカタチを挑戦してみましたが、
想像できる懸念は然程問題にならずにホッとしました。
このランプは3点試作で焼きましたが、
それぞれ、窓のカタチや絵柄の組み合わせは全部異なる1点ものです。
また新たに違うカタチのHome lampの制作にも
挑戦してみたいと思える1点となりました。
ペンダントランプ2種の失敗は、
一つは粘土の厚さの問題。
そしてもう一つは、形状の問題。
なので後者は、完全にボツという結果に…。
これは、焼いてみて、電球を装着して灯してみて初めて知り得た事なので、
ボツとは言え、とても良い勉強になりました。
前者のランプは、粘土の厚さを変えて再度チャレンジしてみようと思います。
ランプ類は、とにかく薄作りが必須。
でも、薄すぎると歪みが激しくなるので、これまた問題で、
少し厚すぎると、綺麗な透光性が失われる…。
もう、ランプを 20年近く作っていますが、未だに難しい。(>_<)
「そんな簡単には出来ないよ。」と
磁器土や火の神様からの呟きが聞こえてきそうです。
ひたすら精進あるのみ。