窯の修理完了。

窯の故障は、想像通りの断線でした。
大学時代には二人がかりで断線を修理したものですが、
何分、一人きりのアトリエですので、窯屋さんにお願いしました。
窯屋さんのスケジュールは、22日まで平日は埋まっているとのことで、
今日は祝日ではありますが、休日割増料金を支払うことで、
修理をして頂きました。
痛い出費ではありますが、タイミング的にもギリギリ大丈夫な故障と
修理完了なので、先ずは良かった!
あとは、私が頑張って、この出費を埋め合わせるのみです。

この写真は、故障した窯に入っていた小皿。
多分、1000℃位まで焼いた状態で、こんな温度でどういう感じになるか
なかなか見ることが出来ない、貴重な途中経過の粘土の様子。
本焼きを始める前は、素焼の器に釉薬が粉っぽく容易に取れてしまう感じで
コーティングされているのですが、
この約1000℃の途中経過の様子は、
釉薬は容易に取れてしまう感じではなく固まっている状態ですが、
見た目は、コンプレッサーで釉薬掛けをしたテクスチャーのまま。
粘土自体の様子は、素焼より少し焼き締まった音がする、
肌色の素焼から、白に変わり始めている感じが伺えます。(写真)

微妙な温度で強制終了した作品を、今晩から再度焼き直してみます。
問題なく焼けるか、やはりダメで全滅かは、
今の時点ではわかりません…
ダメなら、また1からやり直しです。
どうなりますか…希望は持って、窯を焚きます。