窯焚き&デスクワーク。

常設展に向けて、2回目の本焼き中。
窯の世話をしながら、online shop用の写真撮影や、
パソコンワークを同時進行で…。
久々にアトリエにお客様をお迎えするので、すっかり物置と化した展示室や
粘土や釉薬などの細かな塵が積もったアトリエの床も掃除したいし…
やるべこ事が多くて、嫌な動機がしたりします。
でも、一つ一つ地道に片付けて行けば終わるはずなので、
コツコツと…無心で…ススメテイコウトオモイマス。

窯を焚いていると、窯の穴から出てくる炎の力強さと美しさに
いつも見惚れます。
この小さな穴から、こんなに勢いよく吹き出ている炎は、
窯の中ではもっと激しい戸愚呂を巻いて、
窯の中の酸素を食い尽くしている…
蓋を開けてみることは絶対に出来ない、
焚き始めたら、もう何も出来ない…
神聖でもあるその窯の中を想像すると、
キリッとした緊張感と怖さを覚えます。
火の神様のみぞ知る空間・審判。
私のガス圧調節や空気の調節なんて、本当はとても些細な操作で、
本当は、既に結果は決まっているような不思議な感覚もしたり…。

一つでも多く、無事に焼き上がってくれることを祈ります。