第一号。

 

昨日をもちまして、online shopはCLOSE致しました。
たくさんの方にご覧頂き、大変励みになりました。
ご訪問下さいました皆様、有難うございました!
また、ご購入下さいました皆様におかれましては、
少しでも生活のお役に立てればと願っております。
有難うございました。

次は、9月末に行います、
代官山のギャラリーでの個展になります。
この個展では、online shopでの同時開催はいたしません。
アトリエ展示室以外の会場での個展は数年振りになります。
この個展へのご来場はご予約なしで自由にご覧頂けます。
まだ先のことですが、お誘い合わせの上、
ご高覧頂けましたら幸いです。

さて、先日は小鳥のランプと共にご紹介した、
ワイヤー作品ですが、結構長さがあり、ようやく昨日完成しました♪
(小鳥のランプの画像の時は、まだ未完成でした。)
早速、ペンダントランプに絡めてみました。
私にとって大物ワイヤー作品、第一号。
えらい時間が掛かりましたが、
新たな挑戦で、ようやく完成した時は、ひたすらウレシイの一言。
第一号なので、まだまだ修行が足りませんが、
一先ず完成したことは、大きな前進だなと思っています。
9月の個展に向けて、一つでも多く完成出来るよう、
頑張りたいと思います♪

—–
話は変わり….

また、有名人の自殺があり、大変衝撃を受け、
「心を痛める」とは、まさにこの事だと実感しています。
(これから書くことは、私の想像や見解です。)

自殺をしなければいけなかったその時の状況は、本人にしか分かりません。
でも、彼女(彼でもある)は、彼女としての人生を
『自分らしく生きたかった』だけなのではないかな?と。(以下Rさんとします)

TVで、ありし頃のRさんの発言や画像を沢山見ました。
その中で、衝撃を受けたのは、私も言われたことがある、
親からの「育て方を間違えたか?」という発言。
人間にとって、特別の存在であるはずの親に
こういうことを言われるのは、
どうしようもなく、絶望的な気持ちになるものです。
でも、同じ言葉を放ったRさんの親が素晴らしいと思ったのは、
そんなRさんに「育て方を間違えたか?」と言い放ってしまったことへの
フォローがあり、生きやすい場所へ、自分(親)の手元から巣立ちなさい、と促したこと。

とても素晴らしい、いい親御さんだな…と思いました。
それを受け、Rさんは親に感謝の気持ちを持ち、
ずっと仲の良い親子関係を続けていたそうです。
自分の価値観とは違う子の言動に対し、
親の放つ言葉は全て『子への愛』だと信じて疑っていない場合が多いと思いますし、
悪気がないので、もう致し方がないと『諦める』しかないのですが。
親のみならず、世間も然り。
(話がそれました…)

Rさんは職業柄、『自分らしく生きたい』と家族のみならず、
世間に伝えなければと思い、勇気を持って公表したのだろうと想像します。

ただ伝えただけなのに、眼に見える誹謗中傷・それぞれ違う価値観を否定するという
負のエネルギー(言霊)を沢山受けてきたのかな…と想像しています。

どうして、当然のことであるはずの、個々の自由である、
『自分らしく生きる』ことが

この世では、こんなに辛く苦しいことなのだろう?と常々思うのです。
自分らしく生きるって、どうしてそんなに難しいことなのだろう?と…。
人間は人それぞれの価値観や生き方があり、
それを自分以外の誰も否定したり拒んだりしてはいけないはずなのに。
人との関わり(家族も含め)の中では、追わなくてもいい
『罪悪感』でがんじがらめにされ、生きるを続けるためには、
『自分らしく生きる』ことを諦めざるを得なくなる…

私自身ここ2年程、そんなことを思っている最中の
Rさんの死は、とても悲しく衝撃的な出来事でした。

Rさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。