Ceramic + Wire(ワイヤー作品について)

今回、初めて個展でワイヤーを組み合わせた作品や、
植物からインスピレーションを受けた、私の作品にリンクした
ワイヤー植物をご紹介する予定です。

ワイヤー作品は、ワイヤーにも拘り、『Artistic Wire』という、
アクセサリーなどにも用いる、上質なワイヤーを用いて制作しています。
これは、銅の針金に黒のコーティングがなされたワイヤーで、
サビに強いので、長年現状を保存可能なものとなります。
よくワイヤー作品で使われている『鉄』のワイヤーは、
経年によって錆びることが、『味』となるとも言えますし、
コスト面でも非常に優れていることは、大変魅力的ではあります。
しかし、私としては、私のように作品の一部としてワイヤーを用いるという
ワイヤー単品の作品ではない、表現の一部となりますので、
作品のその一部が経年により錆びて朽ちてしまうことは、
合わないと私自身が判断し選択しました。
(一部、ガラスビーズも用いています。)

私自身、書籍や、ネットで海外の方の作品などを拝見し、
試して、いじってみながら、辿々しく制作しています。
なので、まだまだ未熟ではありますが、
『今の私だから出来る』作品である、ということ、
私自身も、色々試みて、楽しみながらワイヤーを曲げて制作しており、
そのワクワク感が少しでも個展で伝われば嬉しいなと思っています。

是非、個展をご高覧頂けましたら幸いです。